それは、歯の健康がそのまま心身の健康につながっていくからです。

実際に矯正治療をしているほとんどの人は、見た目を良くしたいという思いがきっかけです。

口元や顎など顔の形や表情など審美的な理由で来院されます。しかし、検査をしてみれば多くの人が見た目とかみ合わせ、双方の問題を抱えています。

ということは、かみ合わせの問題は自覚しにくく気付いていない人が多いと言うことです。

かみ合わせが悪いままだと、歯ブラシがとどきにくいことから、虫歯や歯周病の原因となったり、無理して歯や顎を使っているわけですから、顎の関節や筋肉に負担がかかり、顎関節症になりやすくなることも。また、食べ物がうまくかめないために内臓に負担がかかったり発音が正しくできない ためにコミュニケーションに悪影響を及ぼしたりと。更には、歯並びを気にしてコンプレックスをいだいて肉体的だけでなく精神的にも悪影響が現れてくることもあるのです。

矯正治療は、生涯自分の歯で生活することを可能にする究極の予防処置であるとともに心身の健康の治療でもあるのです。