10:00~13:00 / 14:30~18:00 日・木・祝祭休診
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【リビング高松】連載
Q
前回「歯の数が足りない子」の話を読み、わが子の八重歯が気になるように。これは逆に歯が多いのでしょうか?
A
正確な本数は歯科用CTやレントゲンで調べると分かります。それよりも八重歯(犬歯)によるかみ合わせ不良の方が要注意です。
前回、生まれつき歯の数が足りない子どもが約10人に1人という話をしましたが、逆に数が多い「過剰歯」もあります。
目に見えない埋伏歯(まいふくし)もあるため正確な把握には検査が必要ですが、八重歯は過剰歯とは限りません。
むしろ八重歯などで犬歯が正しい位置にない場合、心配なのはかみ合わせです。
一番根が長く丈夫な犬歯は、かみ合わせのカギを握る重要な歯。
上下の犬歯がうまくかみ合わないと、特に奥歯に大きな負担がかかり、歯のすり減りやヒビ割れ、その他不定愁訴のもとにも。反対に犬歯が昨日していると、奥歯や前歯が守られ、歯が長持ちするということです。
見た目はもちろん、歯本来の機能面からも、歯並びの見直しは大切です。
本稿は、地域の情報誌「リビング高松」読者の皆様から頂いた歯並びに関する質問に、当院院長の中村がお応えしている記事を編集部のご厚意で転載しています。