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学校で「歯ならびの相談を」と診断されたら?

新型コロナの影響で延期になっていた歯科検診が、ようやく実施できていますね。

親としては、「何もありませんように!!」と祈るばかりですが、気になる指摘があれば早めに治してあげたい。

子供たちが持ち帰る診断結果で気になる歯の項目は、

「むし歯」

「歯並び・噛み合わせ(歯列・咬合)」です。

「むし歯」の欄に○がついていれば、歯科医院に行って治療をしてもらわなければならないのは分かりますが、「歯並び・噛み合わせ」の欄に○がついている場合はどうしたらよいでしょう。

健診の項目になるくらいですから、実はとっても重要な診断ポイントです。

歯並びが悪いと、力いっぱい歯を食いしばる事がむずかしくなります。
スポーツに頑張る子は、気になる点です。

また、ずれている事で頭痛や肩こりになって、集中力が出づらくなります。
勉強やお稽古ごとで大切な部分です。

歯並びは、実はむし歯より深刻なのです。

当院に「歯と歯の間の隙間がひどい。」と診断されて男児(小4)が来てくれました。

前歯が抜けたのですが、永久歯がなかなか生えてこないという事でした。

相談でよく聞いてみると、乳歯が抜けていて、生えていないままでした。
レントゲンを撮ったところ、なんと次の歯が先に生えた歯の間がせますぎて、出られなくなっていました。

なんとか矯正で出す事に成功しましたが、健診での指摘がなければ「いつかは生えて来るだろう」と思われたまま時が過ぎ、出ないまま固まっていたところでした。

このような例は少なくありません。

もし「歯並び・噛み合わせ(歯列・咬合)」に○がついていた場合は、当院の相談に来られるか、かかりつけの歯科医院にご相談ください。

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